映画「沈黙の50年」〜国から子どもをつくってはいけないと言われた人たち〜
6月1日(土)名古屋市西区での上映会が無事終わり、
6月2日中日新聞・愛知県内版にて掲載戴きました。
優生保護法の名のもとに、優生思想をつくり、偏見差別を生み出した国は、
当事者の声を聞き、優生保護法問題の解決に向けて、真摯に向き合ってほしいと思います。
優生保護法は憲法違反です。
不法行為から20年が経ち賠償を求められなくなる『除斥期間』を理由に訴えを退ける国。
子どもが欲しい、親になりたい。家族みんなで笑顔で暮らしたい。
どんな障害があろうと、この望みは奪われてはなりません。
何の説明もなく不妊手術を受けさせられた方々、自分たちが被害者であることすら知らなかった方々もいます。
この国で、旧優生保護法が施行されていた事実…
声をあげる当事者の方たちの高齢化の現実…
どうか、勇気を持って声をあげた方々、それを支える方々の想いが届きますように。
上映会は各地で続きます。
この映画をきっかけに、優生保護法問題について知って戴き、共に考えて戴けましたら幸いです。
アウルロード・杉野実奈
「沈黙の50年」 ホームページ
2024年6月1日(土)13時〜
名古屋市西文化小劇場
『沈黙の50年〜国から子どもをつくってはいけないと言われた人たち〜』
映画の上映会があります。
「旧優生保護法」の名のもとに、当たり前の願いを、幸せを奪われてきた人たちがいます。
法律が、国が、人が人を差別し、命を選別してきたことの事実。
『旧優勢保護法』と調べると、
精神障害や知的障害などを理由に本人の同意がなくても強制的に不妊手術を行うことを認めていた〜
という説明が多いと思います。
障害を持つ方々への差別。
それは聞こえない人々も体験した差別であったことを、知っている人はまだ少ないです。
沈黙を守ってきたことの背景を、その想いを、ぜひ知って戴きたいです。
新聞などで裁判のことも掲載されていますが、
これは遠い遠い過去の話ではなく、今、闘い続けている現実の話なのです。
上映会間近です。
当日は映画監督の谷進一氏の舞台挨拶もあります!(^^)
谷監督は手話もお人柄もとっても優しくあたたかい方。
ぜひ谷監督のお話も観てほしいです。
今後も各地で上映会は続いて行くと思いますが、完成したばかりの今こそ、ぜひご来場くださいm(__)m
アウルロード 杉野実奈