2023年1月29日(日)
会場・イーブルなごや
聾宝手話映画 最新作「ヒゲの校長」上映会【主催・あいち聾学校保護者上映委員会】
無事終了しました。
今回は裏方のお手伝いをさせていただき、そっと袖から会場の様子を見ていました。
谷進一監督の舞台挨拶もあり、集まった皆さんのキラキラ瞳輝く素晴らしい作品に涙。
谷監督は本当に心優しく素敵な方でした。
普段は訪問看護をされていて、土日に撮影などの映画製作を重ねてこられたとのこと。
ひとつの作品を創り上げる、その大変さ…よくわかります。どれだけの情熱が必要かも。
役者繋がりということで、ちょっとだけお話させていただきました。
映画の内容はもちろん、監督自身の映画への想いにも涙しました。
…こんなことを考えながら観ていました…
自らの生い立ちを語ってくれた、たくさんのろう高齢者の先輩たちの懐かしい手話や身振り。そして口形を。
手話も口話も大切。
そして忘れてはならない、手話(言葉)を覚えられない人もいるということ。
けれどコミュニケーション方法は人の数だけある。
それは伝えたい想いがあるから。
大切なことは、選択肢があり、自らが決められること。
一人ひとりの想いが尊重されること。
情報が多すぎて選択が難しい時もありますが、互いに学びながら、
手話を、人の心を大切に守って行きたいと思います。
さてさて、「ヒゲの校長」上映会は全国各地で開催。
上映依頼も受付中とのこと。
ぜひたくさんの方々に観てほしい作品です(^^)
詳細は、聾宝手話映画 をご覧ください。
ご覧になった方は、感想を頂けると幸いです。
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映画「ヒゲの校長」上映会間近になりました!
◆2023年1月29日(日)
会場 : イーブルなごや
午前の部 10時開演
午後の部 13時30分開演
※開場は開演の30分前
◆午前・午後ともに上映後に谷進一監督の舞台挨拶あり
【ヒゲの校長】あらすじ
大正〜昭和初期、「手話」を守り続け、真の教育を貫いたヒゲの校長・高橋潔。
世界の、そして日本の聾教育は口話法に重きを置き、手話を禁じられた環境の中で、
聞こえない人々は何を感じ、どう生きたのか。
高橋校長が伝えたかったこととは?
最近は手話や聴覚障害をテーマにしたドラマも放送されています。
少しでも知っていただけるのはとても嬉しい。
けれど、もっと知ってほしいとも思う。
日本の歴史と共に手話の歴史も、そして聞こえない人々の背景も。
コミュニケーション方法は一人ひとり違うこと。
伝えることの大切さ。
手話が「手真似」と呼ばれ、禁じられたにも関わらず、なぜ手話は必要とされたのか。
私はちょうど手話を学び始めて30年。(おー!改めて考えたことなかった!笑)
未だ口話教育主義の考え方が残る中で出逢ってきた、たくさんのろうの先輩たち。
その手が語った、たくさんの手話や身振りが心に蘇ります。
高齢化により、戦前の手話の歴史を直接伺うことが難しくなってきた今、映画で知ることが出来るのはとても貴重で嬉しいことです。
手話を学び始めたばかりの方も、聞こえない若い世代の方も、ぜひ観てほしい作品です。
ご家族、ご友人お誘い合わせの上、ぜひご来場ください。
※要予約。ご予約・お問合せは下記まで。
◆あいち聾学校保護者上映委員会
◆aichirouhogosha★gmail.com
(★マークを@に変えてお送り下さい。迷惑メール防止のため)